『多めに見てやって』の責任はどうするのだ

セクハラ野郎を放置している会社は、会社自体が『まーまー、それくらい』と考えている事が多い。

もしくは、セクハラ野郎に注意をして、ふてくされられたら面倒くさい、というマネージメントをぶん投げの姿勢をとっているのである。

 

古い体質の会社の上司は高確率でこう返してくるだろう。

『男ってバカだからさ、手のひらの上で転がしてやってよ』

要約すると『そっちで上手くかわしといて、こんな事で文句言って来ないで』である。

 

そんな時は、こう返してやろう。

『具体的に、どう言えば良いのですか?』

『具体的に、どんな対応をとれば良いのですか?』

『私もこのようなケースに遭遇するのは初めてなので、差し支えなければアドバイスを頂きたいのですが…』と前置きしておけば、暗に『おめーらの言ってる事は時代遅れで今時普通じゃねーんだが、じゃあどんな対応すれば良いのか言ってみろよ。その代わり、言ったことに責任取れよ』というメッセージになる。

ごにゃごにゃ言い出したら、あくまで具体性を追求していこう。

『肩に触られたら、具体的に何て返したら良いですか?』

『デートに行こうと言われたら、具体的に何て返したら良いですか?』

 

具体的に、が大切なのである。

具体的な解決法を提示しないものはマネージャー失格である。